「おいしいごはん」を食べる
「口」と「ごはん」
モグモグ・ゴックン
「ごちそうさまでした」

よく食べ、よく動き、よく眠る(順不同)。
いわゆる「医者いらず」の生活パターンですが、これができれば苦労はしない!という方が多いのが現代社会の現実でしょう。
すべてを病院にお任せで「食べ・動き・眠る」生活は少し悲しいと思います。しかし、「食べる」ことができればすべての問題解決です、と宣言できる技術と知識を持った歯科医師には私はなれませんでした。
それでもこの3つのうちの1つの「食べる」機能について、ちょっと視線を変えて考えてみるきっかけとなるコメントなどお伝えできるかもしれません。(ただし経験談からです・・・)

歯医者さんの「口」

情けないことに、ワタシもむし歯と歯周炎・歯列不正(かみ合わせがよくない)を残したまま、歯科医師となり、そのまま仕事を続けてきてしまいました。正確には「治した(歯列不正除く)」はずだったのですが、日頃の管理が追いつかず、なんかミイラ取りがミイラになったような状態であります。「ちゃんとかんで食べなさい」と未だに言われる食事の風景とか、診療に来られる患者さんからは想像もつかない歯科医師なのかもしれません。
この仕事をしていると、同業関係者には「むし歯ゼロ・口臭ナシ」といった表彰モノの口の中を保っている方もおります。ただ、パーフェクトを目指す健康管理は理想であっても、パーフェクトな健康状態は現実的ではない、との考える年頃になったこともあり?患者さんから希望されるコトはまず優先して対応したいと考えております。

「速い・安い・ウマイ・痛くない」との約束はできません
「スマート」なケア、って何でしょう
お口の中でもメタボ?
「メタボな人」

生活習慣病の代名詞とされる「メタボ」、かく言う自分もかなりアヤシイ世代であります。
ワタシも病院に行くのは好きではありません。あの独特の雰囲気ですね、白衣から感じるある種の冷たさ、なかなか細かな話は聞かせてもらえない(ンジャナイカナ)、という空気が耐えられない、には共感します。
じゃあ、行かなくていいよね、という問題ではありません。「メタボ」の影が忍び寄る世代には、生活習慣病をできるだけ予防して、「無病息災」とはいかなくても、「一病息災」くらいで毎日を過ごしていただきたいものです。

だって怖いもん

困ったことに、お口の中だけで考えても「無病息災」の方は、まずいません。「病院でさえイヤなのに、ましてや歯医者へ行くなんてゴメンだね。」との声はよく聞かれます。せっかく決心して歯医者に行っても、口開けてる間に何されてるのかわからず、終わってもジンジン・ズキズキ辛いだけじゃん、との声もあります。

ここでsmartという言葉を調べてみると、「痛み」という名詞の意味があります。これは歯科医師にとっても、患者さんにとっても大問題です。でも別の視点からは「(ちょっと)賢い」という形容詞もあります。歯のsmartに対して、smartなお口のケアについて、一緒に考えてみませんか。

それぞれの歯には「役割」があります。


適材適所で全体のバランスを取る、という戦略的な考え方を、監督・指揮官として理解いただけるのであれば、そのポリシーを是非とも私共にお伝え下さい。当方では、あくまで監督に従うコーチ役としての任を果たすことを約束します。

笑って人生過ごしたい
大きな笑い声って
そんな恥ずかしいこと・・・
「笑顔は人を幸せにする」

いいよ、人前で笑って「歯」を見せるのカッコ悪いし、大口開けてるのって、なんか知的でないような・・・、という人が多いと思います。たしかにカラオケでも、大きく口開けて歌っているヒト、ほとんどいませんね。

でも、なんかサビシイと思ってしまいます。特に「ボロボロ」の歯で見苦しい、と意識的に避けている方もいらっしゃるようで、ワタクシには「微笑」の魅力だけで十分なのよ、と言われる方には聞き流していただきたいのですが、

ストレスの貯め過ぎは健康に「絶対」よくありません。


お話させていただける時間をいただけるのであれば、一度相談下さい。

口が開かない?

顎の関節(軟骨や靱帯・周辺の筋肉を含む)の問題で、「(開けたくても)口が開かない」状態も起こったりします。病状等のご相談には応じますが、ある程度の治療を行っても症状が改善しない方には、精密な診断のために専門医の受診をお勧めします。


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